「まさか、地震が起こるとは」。30年前、被災地でよく聞かれた言葉だ。住宅の耐震化をしておけば-。家具を固定しておけば-。そんな悔恨こそが、私たちの防災の原点となった。
17日午前9時50分ごろ、神戸市中央区の海運会社、兵機海運から「はしけの船長1人が船内におらず、海中に転落したかもしれない」と第5管区海上保安本部に通報があった。船長は兵庫県姫路市の50代男性で、同本部が航空機1機と巡視艇2隻で行方を捜している。
阪神・淡路大震災の追悼行事「1・17のつどい」の実行委員会は17日、神戸市中央区の東遊園地で開かれたつどいに約7万5千人が訪れたと発表した。1999年に始まって以来、過去2番目の多さ。昨年の約5万人に比べて約2万5千人増えた。これまでの最多は2015 ...
優しかった父。初めて怒鳴られたことが最後の記憶になった。神戸市東灘区の会社員松田宏章さん(47)は、父直也さん=当時(52)=の面影を求めて神戸・東遊園地へ足を運んだ。男手一つで姉と2人を育ててくれた父。その存在は3人の男の子の親になった今、さらに大 ...
阪神・淡路大震災から30年を経て、震災を経験していない世代の人々が増えています。兵庫県では、震災を風化させてはならないという決意のもと、世代や地域を越えて経験と教訓を「繫ぐ」取り組みを進めており、中でも、震災を経験していない若い人たちが震災について自 ...
京都のとある地域。ある商店の店先には段差を作らないために、鉄板が斜めに設置されていますが、この鉄板と地面の隙間から「ミャー、ミャー」とか細い鳴き声が聞こえてきました。
神戸市灘区の摩耶ロープウェーで2日、ゴンドラの乗客6人が体調不良を訴えた異臭騒ぎで、兵庫県警灘署は20日、異臭の原因物質について、熊よけスプレーなどに使われる成分「カプサイシン」だとする分析結果を明らかにした。
16日、兵庫県加西市の女性(79)が「現金30万円をだまし取られた」と加西署に届け出た。同署によると同日午前、女性の携帯電話に通信会社を名乗る何者かから「1年前に登録したものの料金が未払いになっており、裁判になる。中止費用を支払えば回避できる」と電話 ...
歌手の五木ひろしさんと指揮者の佐渡裕さんが出演した「“震災の教訓を明日へつなぐ”みんなの心のコンサート」が、震災後に避難所だった神戸市立駒ケ林中学校(同市長田区若松町7)の体育館で開かれ、約700人が参加した。
阪神・淡路大震災が発生した17日に合わせ、能登半島地震の被災地にある石川県立七尾高校(同県七尾市)の2年生4人が神戸市を訪れた。神戸・三宮の東遊園地で追悼行事に参加した後、復興した街並みなどを見学。震災から30年を経た神戸の歩みを体感し「希望を持って ...
工務店の事務所兼倉庫に火を付けたとして、兵庫県警姫路署は17日、非現住建造物等放火の疑いで、同県姫路市の土木作業員の男(52)=建造物損壊罪などで起訴済み=を再逮捕した。
17日午後3時50分ごろ、神戸市兵庫区の沖合約2キロで、漁船「第二こうべ丸」(長さ約17メートル)とヨット「イースタン・カー・ライナー」(同約7メートル)が衝突した。